オンラインカジノ向けのアイウォレットは身近な電子マネー

そもそもアイウォレットとは

そもそもアイウォレットとは
オンラインカジノの決済手段として紹介されているアイウォレットとは、一言で言えば電子マネーです。
電子マネーというと、Suicaやnanacoなどをイメージするかもしれません。

しかし、オンラインカジノは海外のサービスであり、日本で有名な電子マネーは対応していないのが現実です。
そのため、海外で展開し、日本にもサービスを提供している企業がオンラインカジノの決済に利用されています。

その一つとして挙げられるのが今回紹介されるアイウォレットで、世界で200か国以上にサービスを提供している電子マネーです。
日本には法人がないものの、日本語に対応していることや日本の金融機関も入出金で利用できるのが魅力です。

アイウォレットの特徴や身近な電子マネーらしさ

アイウォレットの特徴や身近な電子マネーらしさ
改めて、アイウォレットの企業としての概要やサービスの仕組み、特徴について紹介していきましょう。

企業としては、ヨーロッパとアジアの境、トルコの北にある国家として知られるジョージアに本社が登録されています。
しかし、実際は香港に経営拠点があり、日本などアジアのサービスは、香港から行われています。
そのため、アイウォレットは海外のサービスで不便と思われがちです。
しかし、日本語のサイトを用意するなど、海外のサービスであるというイメージが少ない企業です。

サービスの仕組みは、アイウォレットを介してこちらから海外のオンラインカジノに入出金する形になっています。
具体的な流れについては、まずアイウォレットのアカウントを作成し、そこに入金します。

さらに、アイウォレットに入金された(チャージされた)お金をオンラインカジノに入金する仕組みです。
そして、オンラインカジノで利益が出て、出金する際にはアイウォレットのアカウントへ出金します。
オンラインカジノから来た利益は、チャージされた形でアイウォレットのアカウントに保管されます。

ここからアイウォレットのお金は、手続きによって日本の銀行へ振り込まれる流れです。

特徴としては、海外のサービスであることです。
しかし、それ以上にアイウォレットは現金化できることが最大の特徴といえます。
日本の電子マネーは不正な利用(例えば、クレジットカードでチャージして現金化するなどの利用)をさせないため現金化できません。
一度チャージしたら、ポイントとして保管され、対応する店舗でしか買い物ができない仕組みです。

しかし、アイウォレットはポイントとしてアカウントにチャージされても、ポイントを現金にできます。
そのため、アイウォレットのポイントを自在に現金として受けとれるのです。

さらに、外貨へも両替してくれるので、入出金時も便利です。
例えば、入金時は日本円をアイウォレットのポイントに変換し、そこからそのポイントをオンラインカジノのドルにしてくれます。
反対にドルで渡される出金したお金もアイウォレットのポイントにして、そこから日本円にできます。
このように両替できるのも魅力です。

また、アイウォレットは海外のサービスですが、想像以上に身近なサービスです。
その理由は日本のATMから利用できること、日本語のサポートが行われていることです。
アイウォレットは入金を日本のATMから行うことができます。
海外の企業ではありますが、日本の銀行口座を持っているため国内銀行と同じような振り込み方法で入金できる仕組みです。
そのため、日本のATM、たとえばコンビニからでも利用できます。

もちろんインターネットバンキングで入金も可能です。
同様に、国内の自分の銀行口座に振り込んでもらえます。
さらに日本の収納代行サービスを経由して、アイウォレット口座から自身の銀行普通口座に引き出しをする方法を利用すればとても簡単に出金できます。
こういった日本の金融機関との親和性の高さやサポートの日本語対応が、アイウォレットを身近に感じさせてくれます。

アイウォレットを利用するうえでの注意

アイウォレットを利用するうえでの注意
アイウォレットは、基本的に便利な電子マネー決済です。
しかし、注意点がいくつかあります。
それは、メンテナンスを頻繁に行う、手数料が度々発生する、KYC書類認証を行う必要があるといった点です。

アイウォレットは、システムの更新や方針の転換によって度々大規模なメンテナンスを行います。
通常の銀行であれば、数日あるいは数時間程度で終わることがほとんどです。
しかし、アイウォレットは2020年と2021年に2度も大規模なメンテナンスを行い、実に数か月間利用不能な状況になりました。
こういった不安定さに注意が必要です。
また、この不安定さからオンラインカジノのいくつかも対応を取りやめており、現在数えるほどしか対応カジノがありません。

手数料が度々発生します。
一例として、入金時に5%程度の手数料が発生するほか、出金時も0.5%以上の手数料が発生します。

また、KYC書類認証を行わないと入出金できません。
これは、本人確認書類と住所確認書類を用意してアイウォレットに認証を行う意味です。
たしかに、アカウント自体はメールアドレスや個人情報の入力だけで作成できます。
ただ、入出金をするためにアカウントをグレードアップさせる必要があります。

このように若干利用しにくい面もあるので、利用には注意しましょう。

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